南区社会福祉協議会

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福祉教育講座「いま、ひきこもりについて考えよう」開催しました

2023.8.18

8月8日(火)白根健康福祉センターなごみなみに於いて福祉教育講座「いま、ひきこもりについて考えよう」を開催しました。

講義に先立ち、当会コミュニティソーシャルワーカーから、現在、当会が開催しているひきこもり当事者の居場所「らっくら」を、専門職だけでなく地域の方々ともつながることのできる場、当事者の方々にとって人と関わっていくきっかけや練習の場にしていきたいという思いや、

ボランティア・市民活動センターから、当事者の方にとってはボランティア活動が外に出るきっかけとなる可能性があること、講座に参加した方の中から居場所「らっくら」のサポーターが誕生する機会になればと思うこと、ひきこもりについて理解が深まることが当事者やご家族への支援だと考えることなど、講座の開催趣旨について説明させていただきました。

 

 

長岡崇徳大学教授 斎藤まさ子先生は、講義冒頭、

「ひきこもりは
家にいることや働かないことが問題なのではない。
『生きていく方法よりもまず、
生きる意欲を失っていることをどうにかしないといけない』」

と泉翔氏が日本精神衛生学会第38回大会で語った言葉を引用されました。ひきこもる背景は、思春期、発達障がい、家族の問題、失業など人それぞれだが、共通していることは、「エネルギーの枯渇」であること、家族会の必要性と意義について、語ることの意味、本人支援はあくまでも伴走型支援で歩むプロセスを急がせないこと、支援のゴールはどこか? 等々、ひきこもりの概要から支援の展望についてご講義いただきました。

 

新潟市ひきこもり相談支援センター(ひきセン)の齋藤勇太氏からは、ひきセンはご本人と家族の相談窓口であること、来所面談、訪問相談、居場所や家族会の開催、就労前体験の実施など全て無料で利用できること、ひきこもり状態にある方は「ない」ばかりではないこと、ご家族には準備しながら・関わりながら・休みながら・待つ、という対応の一例があること、少しずつ回復に向けて動き出した息子を持つ父親からのお手紙の紹介 等々、ひきセンの紹介とご本人ご家族との関りを通して感じることについてお話しいただきました。

 

 

最後に同じテーブルの方同士、講座の感想を共有する時間を設けました。

自分の周囲にはいないけれど南区にもひきこもりの方がおられることを実感した方、すでに地域の中でひきこもりの方の支援をしている方、どう声がけしたらいいのか迷っている方、それぞれが短い時間でしたが感想を共有していらっしゃいました。

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